
・JNJの配当金はいつもらえる?配当実績は?
・JNJの基本データ、その特徴
【JNJ】からの2019年Q4 配当金

【JNJ】から頂いた2019年Q4の配当金は以下のとおりでした。
1株あたりの配当金 | 0.95ドル |
全体保有株数 | 40株 |
配当金額 | 38.00ドル |
国内課税取得額 | 3,682円 |
購入金額 | 522,422円 |
評価金額(円建て)【損益】 | 635,015円【+11.32%】 |
【JNJ】からの2019年現時点での累計配当金は192.84ドルとなりました。
P&Gは年4回配当支払いがあります。配当月は、3月・6月・6月・12月となります。
【JNJ】全期間チャート

好調な製薬部門に加え、消費者向けではドクターシーラボや美容製品などの売り上げが寄与したことに加え、医療機器の新製品投入による成長も期待されます。
好決算を受け、株価も直近上昇していましたが10,000件を超えるタルク関連訴訟を抱えているさなか、ベビーパウダーから先日アスベストが検出され、関連訴訟における多額の賠償費用が生じる懸念から再度売り込まれては買い戻されるボックス相場となっています。
【JNJ】配当利回り


年連続増配は堂々の56年!!
56年の歳月の間、連続増配を達成している企業は数えるほどしかありません。
配当金は基本的に利益余剰金から支払います。
そのため、増配をするには利益を毎年しっかり増やしていかなければなりません。
56年というと、その間リーマンショックをはじめ、たくさんの経済危機などがありました。
苦境の中でも大きく利益を落とすことなくしっかり稼ぐ力があり、成長を続けてきた優良企業の証と言えます。
配当性向は43.83%で、増配余地は十分です。
1株あたりの配当は3.80ドルで、直近の配当利回りは2.70%と株高の影響を受けて、高配当株に比べるとやや物足りない利回りとなっています。
といっても、平均2%弱の日本企業と比較すると、十分魅力的な配当利回りです。
【JNJ】基本データと特徴
ティッカーシンボル | JNJ |
本社 | アメリカ |
配当利回り(直近) | 2.70% |
配当金 | $3.80 |
配当性向 | 43.83% |
連続増配年数 | 56年 |
EPS | 5.61 |
「バンドエイド」や「ジョンソンベビーローション」「リステリン」など多くの家庭の衛生用品を作っています。個人向けのイメージが強いですが、実は医療機器で世界首位。(一般向けよりも、医薬品や医療機関向けの方が割合は大きい)
ジョンソン・エンド・ジョンソンの事業は、一般消費者向け製品、医薬品、医療機器の3部門に分かれています。
売上高が一番大きいのが医薬品で、全体の約半数を占めています。医薬品のなかで売り上げトップの製品は「レミケード」という関節リウマチ薬になります。
次に売上が多いのが医療機器です。全体の35%を占めています。
J&Jは売れ筋商品であるベビーパウダーに発がん性物質のあるアスベストが含まれていたことを、数十年間把握しておきながらも、FDA(米食品医薬品局)に意図的に報告しなかったことを指摘されています。
そもそも、同社は信頼性が高い企業として、ヘルスケア部門で永続的な成長を遂げた企業です。
その地位が揺らぐとなれば、今後同社の業績が不透明になる可能性も否定出来ません。
最近の株価推移を、絶好の投資チャンスととるかどうかは判断が悩ましいところではあります。
【JNJ】 ジョンソン・エンド・ジョンソン の売上高推移

JNJの売上高は非常に安定していて、緩やかな右肩上がりです。
ジョンソン&ジョンソンは、取り扱っている製品が基本的に景気の動向に左右されずに需要がある製品がほとんどです。
特許を持つ製品など、安定して高い利益率を維持できるものも多いため、業績にもそこまで大きな動きはありません。
【JNJ】1株利益(EPS)と配当性向、増配率の推移
過去10年のEPS(1株あたりの利益)と配当性向の推移は以下の通りです。

一株当たりの利益(EPS)は、年度によって増減があるように見えますが、リコール費用や訴訟費用、企業買収などの特別項目が発生した特別項目を除外した本業の利益においては安定しています。
2017年度のEPSが0.47ドルなのはアメリカの税制改革の影響を受けたたです。
過去にさかのぼって米国外の資産に課税されたことで利益のほとんどを税金として支払った一時的な特殊要因です。
一株当たりの配当は毎年確実に増配を続けています。50年以上連続増配している配当王だけあって安定感は抜群です。今後の増配もほぼ確実に続くと言って差し支えないレベルだと思います。

配当性向は、平均して50%と低い水準であり、まだまだ増配余力が残されています。
2017年の配当性向が突出しているのはアメリカの税制改革による影響であり、特殊要因によるものであり問題はありません。

過去10年の増配率はほぼ横ばい~緩やかな減少傾向となっています。
配当性向の低さ(50%程度)を考慮すると、今後も安定した増配を期待できると思います。
【JNJ】営業利益率の推移

過去10年は、比較的高い水準で推移しています。
利益率は高い水準を確保できていることから、売上高を伸ばすことができれば1株利益のEPSも回復してくることでしょう。
【JNJ】営業キャッシュフロー の推移

過去10年の営業キャッシュフローはグラフのように推移しています。
最も注目すべき、本業の儲けを示す『営業キャッシュフロー』は20%前後の高い水準で推移していて、非常に安定感があります。
2017年はアメリカの税制改革による特殊要因の影響で大幅に下がっていまるだけであり、特に問題はありません。
最後に
【JNJ】は、連続増配56年の配当王で、ディフェンシブ銘柄です。景気に業績が左右されにくい株式は相場が不安定なときこそ本領を発揮します。
そして、これからも着実に増配をしてくれることでしょう。
【JNJ】を買うならこちらの米国株取扱ネット証券
米国株式を購入するにはこちらの証券会社がおすすめです!口座開設はこちらからどうぞ♪
購入手数料は各社同じで、約定代金の0.45%。最低0、上限20$です。
名称 | 取扱い銘柄数 | 為替手数料 |
SBI証券 | 約1,400銘柄 | 住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭にすることが可能。 |
楽天証券 | 約1,400銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
マネックス証券 | 約3,300銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
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SBI証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国個別銘柄):約1,800銘柄(ADR銘柄):約140銘柄(ETF)280銘柄 ●(為替手数料)住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭 ●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)
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楽天証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●米ドルの他に日本円でも買付が可能。ただし、日本円で買付しても片道25銭の為替スプレッドは徴収される。
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜) -
マネックス証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●(為替手数料)為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)