
●「PG」の配当金はいつもらえる?配当実績は?
●「PG」の基本データ、その特徴
【PG】P&Gから2020年5月配当金額は?

【PG】から頂いた2020年5月の配当金・損益は、以下のとおりです。
1株あたりの配当金 | 0.79ドル(6%増配) |
全体保有株数 | 31株 |
配当金額 | 24.51ドル |
国内課税取得額 |
2,348円 |
購入金額 | 302,715円 |
評価金額(円建て)【損益】 |
388,016円【+28.1%】 |
【PG】からの2020年現時点での累計配当金は157.9ドルとなりました。
P&Gは年4回配当支払いがあり、日本の株式とは大きく異なる点です。
配当月は2月・5月・8月・11月の4回となります。
今回の配当金支払いは、現地基準日が4月24日で、(SBI証券)国内支払日は5月18日でした。
そして、決算の内容も特に問題がなかったため、配当金を利用して1株再投資しました。
【PG】全期間チャート

ここ5年の株価は2015年の「チャイナショック」と、2018年の「米国債券利回り上昇」で一時的に下落していますが、上昇と下落を繰り返しながら、微増の横ばいチャートとなっていましたが、近年は急激な右肩上がりチャートとなっています。
コロナショックから、今後どのように推移していくのか注目ですね。
【PG】配当利回り


今回増配が発表されたので、年連続増配は堂々の64年!!
60年以上もの歳月の間、連続増配を達成している企業は数えるほどしかありません。
配当性向は63.7%で、キャッシュフローも潤沢であることからまだまだ増配余地が充分にあると思います。
1株あたりの配当は0.75ドル→0.79ドルと6%の増配で連続増配は64年となり、直近の配当利回りは2.78%と株高の影響を受けて、高配当株に比べるとやや物足りない利回りとなっています。
【PG】基本データと特徴
P&Gは米国の消費財メーカーの大手であり、衣料用・台所用洗剤、消臭剤、ベビー用品、ヘアケア用品、シェーバーを世界中で販売しています。
主なブランドは衣料用洗剤「アリエール」、「ボールド」、台所用洗剤「JOY ジョイ」、エアケア「ファブリーズ」、ベビー用品「パンパース」、ヘアケア「パンテーン」、「ヴィダルサスーン」、シェーバー「ジレット」、「ブラウン」です。
私たち日本人の生活にも、深く浸透している会社の一つであり、知らない間に利用しているような商品が多くありますね。
【PG】プロクター&ギャンブルの業績推移
出典:マネックス証券
生活必需品を主に扱う「P&G」の売上高は、非常に安定しているといえます。
売上高は172億14百万ドルで、前年比+4.6%となりました。中国の売り上げ減少を、欧州の売り上げが支えました。
【PG】営業利益率の推移
出典:マネックス証券
過去10年の営業利益率は、18~20%と高い水準で安定して推移しています。
利益率は高い水準を確保できていることから、売上高を伸ばすことができれば1株利益のEPSも伸びていくことでしょう。
四半期毎の推移は以下の通りです。 出典:マネックス証券
売上高営業利益率は、企業の収益性や経営管理の効率を示す指標です。
そのため売上高営業利益率は、企業が持つ本来の実力を測ることができる数字だと言っても過言はありません。
参考までに、日本企業 東証一部上場企業の営業利益率は平均で5%〜7%程度です。ROEは、株主が自分の出資も含めた持ち分に対して会社がどれだけ儲けてくれたかという、言わば株主にとっての投資利回りを表します。ROEは、利益が多い少ないだけではわからない効率性を判断するための経営指標です。当然、自己資本利益率が高いほど株主からの評価は高くなります。
ROEは、10%が一つの目安で、15%あれば優良であると言えるでしょう。これに対して、ROAの分母である総資産には、株主だけでなく金融機関や取引先などから調達した負債も含まれます。
【PG】1株利益(EPS)と配当性向、増配率の推移
過去10年のEPS(1株あたりの利益)と配当性向の推移は以下の通りです。
一株利益(EPS)は緩やかな減少傾向にあります。
青色の1株配当は着実に増えて綺麗な右肩上がりといっており、おそらく今後も増配は継続される可能性が高いと思います。
しかし、いくら配当王で数十年増配をしているからといって、それが未来永劫続くという保証はありません。
配当王が減配に転じた時のインパクトは計り知れませんので、投資家はしっかりと業績をウォッチし続けなければなりません。
1株当たり利益(EPS:Earnings Per Share)とは、企業の成長性分析の指標の一つであり、1株に対して当期純利益がいくらあるのかを表しています。
EPSは、会社の規模にかかわらず1株あたりの当期利益の大きさを表しているため、値が大きいほど良いとされます。当期の1株当たり利益を前期以前のものと比較することで、会社の収益性や成長度をおおむね把握できます。
ここ数年の配当性向は50%~75%前後で増配余力はまだ残されています。
業績が多少傾いたとしても増配は続けていく可能性が高いと思います。
配当性向とは、その期の純利益(税引後利益)の中から、配当金をどのくらい支払っているかをパーセンテージで表したものです。配当性向は投資を行う際に企業を評価する指標のひとつです。
つまり、会社が1年間で儲けたお金からどれだけ配当金として株主に還元しているかは、配当性向を見ることでわかります。
過去10年の増配率は右肩下がりとなっていましたが、若干の回復傾向がみられます。
過去10年間の増配率:5.87%
【PG】営業キャッシュフロー の推移

過去10年の営業キャッシュフローはグラフのように推移しています。
最も注目すべき、本業の儲けを示す『営業キャッシュフロー』は横ばいで、高い水準で非常に安定感があります。
まとめ
Q3’20決算概要
●ファミリーケア事業が増収
●64年連続増配(6%増配)
●EPS:1.17$
2020年度1~3月(第3四半期)決算では、新型コロナウイルスの爆発的な感染拡大を受けて、生活必需品の駆け込み需要が業績を牽引する形となりました。
トイレットペーパーやペーパータオルの需要が急増し、同社のファミリーケア事業は増収となっています。
P&G決算
— 米国株 決算マン (@KessanMan) April 17, 2020
Procter & Gamble (NYSE:PG) Q3’20
EPS $1.17 予想+$0.04
売上 $17.21B (+4.6% Y/Y) 予想-$250M
新コロの影響で売上に米国・欧州ではプラス、中国ではマイナスだった。おお、マコーミックが言ってた通りだ。
64年連続増配の6%増配
株価は-0.6%https://t.co/OO64XY8ptL pic.twitter.com/huRiiKqTGJ
【PG】を買うならこちらの米国株取扱ネット証券
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購入手数料は各社同じで、約定代金の0.45%。最低0、上限20$です。
名称 | 取扱い銘柄数 | 為替手数料 |
SBI証券 | 約1,400銘柄 | 住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭にすることが可能。 |
楽天証券 | 約1,400銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
マネックス証券 | 約3,300銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
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SBI証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国個別銘柄):約1,800銘柄(ADR銘柄):約140銘柄(ETF)280銘柄 ●(為替手数料)住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭 ●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)
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楽天証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●米ドルの他に日本円でも買付が可能。ただし、日本円で買付しても片道25銭の為替スプレッドは徴収される。
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜) -
マネックス証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●(為替手数料)為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)