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本記事では、特徴や業績・株価推移・配当金などについて紹介します!
2020年5月18日現在の保有額・評価損益は以下のとおりです。
ティッカー/市場 | 保有数量 | 取得金額 円換算額 |
外貨建て評価額 円換算評価額 |
|
CRM | 16 | 2,664ドル | 2,782ドル |
+118ドル |
・「CRM」の株価推移、配当実績は?
・「CRM」に注目する理由は?
・「CRM」直近の決算内容は?
セールスフォースは、最も注目しているビジネスモデルである「Saas」+「クラウドコンピューティングモデル」+「サブスクリプションサービス」を提供している企業です。
【CRM】セールスフォースの概要
セールスフォース・ドットコム(Salesforce)は、顧客関係管理システム(クラウド型CRM)を中心としたクラウドコンピューティング・サービスを提供しています。
顧客情報や営業記録などをクラウドサーバー上で管理できるサービスです。
「Customer Relationship Management」の略で、「顧客関係管理」を意味します。顧客との関係性、コミュニケーションを管理し、顧客の視点に立ったマーケティング活動によって良好な関係を維持して、顧客生涯価値(LTV)を向上させようという考え方です。
顧客管理や営業管理の効率化を課題としている企業は多く、同社のサービスを利用することで、必要な情報順次にを引き出したり、営業をかけるべき顧客をピックアップする事ができます。
「セールスフォース」は、ソフトウェアをWeb上でサービスとして提供する「SaaS(Software as a Service)」型のアプリケーションです。
従来はソフトウェアをパッケージ製品としてPCにインストールするタイプが主流でしたが、SaaS型はユーザーが必要な機能だけを選択して利用可能です。選択した機能や利用状況に応じて料金を支払うので、企業はコストやリスクを最小限に抑えられます。必要のない機能を省いて操作性や処理性能の低下を防ぎ、ビジネスの変化に対応して柔軟に機能を拡張していくことができます。
【CRM】セールスフォースに注目する理由
理由①:サブスクリプションモデルで安定収入
セールスフォースがの顧客は法人営業であり、アマゾンやトヨタ自動車といった大企業と契約をしています。私の勤務先には導入されていませんが、学生時代の友人に聞いてみましたが、大手企業は導入しているところが多い印象です。
セールスフォースはこれらの顧客企業から、月額で定額支払いを受ける、いわゆる「サブスクリプションモデル」のサービスを提供しています。(下図は日本企業向け)
セールスフォースは、なんと全売り上げの90%以上がサブスクリプションによる収益です。
また、着実にサブスクリプションサービスの売り上げを伸ばしています。
なにかと話題の「サブスクリプションモデル」ですが、現代の生活において既に多くのサブスクリプションサービスが浸透しています。
Microsoftは、Officeアプリケーション「Office365」やAmazonプライム・Netflixなど、利用さている方も非常に多いと思います。
企業側のメリットとしては、以下があげられます。
2.顧客を囲い込みやすい
→同価格で新しいソフトウエアを継続利用するので、新たな広告やマーケティングに経費が不要で、他サービスに移行する顧客を少なくできる
3.将来のキャッシュフローが予測しやすい(不景気に強い)
→良いサービスを提供していれば、たとえ景気が悪くなっても解約率が低く将来の収入が予測しやすく、財務計画を立てやすい
消費者や企業が、「買うこと重視」から「すること重視」に転換しつつある中で、サブスクリプション型ビジネスは最適なサービスの主役になりつつあります。
実店舗やオンラインで商品・サービスを売り切る販売手法では顧客ニーズは掴みきれず、業績への影響も無視できません。
そのためサブスクリプション型ビジネスで成功した企業は、今後ますます安定した収益を獲得しながら大きく成長していく可能性が高いでしょう。
理由②:CRMアプリケーションの世界圧倒的トップシェア
世界中で15万社以上に導入されており、
毎月、500億回以上もの操作が行われており、業界最大級のシステムとして多くの企業が導入しています。
「Salesforce」は、CRMアプリケーションの市場シェア第1位を4年連続獲得し、今もなおシェアを伸ばしている圧倒的な人気を誇る顧客管理システムです。
CRM(顧客管理サービス)のライバルといえば、オラクルやSAP、マイクロソフト、アドビシステムズなどですが、2位以下をまったく寄せ付けていません。
米IT調査会社「ガートナー」による最新レポートでは、世界のソフトウェア企業ランキングで第10位。
CRMの世界マーケットシェアは16.1%で第1位。また、同レポートによると日本国内の営業支援システム(SFA)のマーケットシェアは60.4%を占めています。
クラウドプラットフォーム分野においては、IDC Japanの調査で日本国内のPaaS市場で第1位となっており、セールスフォースの牙城を崩すのは至難の業といえるでしょう。
理由③:CRM市場は今後も成長していく!?
CRM市場は、今後も安定的に成長すると見込まれています。
顧客体験の重要性の浸透や、各企業がデジタル化に力を入れると考えられることから、2019年から2023年までの5年間は、年平均で5.8%成長が見込まれ、2023年には、国内CRMの市場規模が2,079億8,000万円まで拡大するといわれており、まだまだ成長の余地があるといえます。
理由④:社員の働きがいがある会社は成長する!
“Great Place to Work Institute Japan(GPTWジャパン)”が実施した調査において、セールスフォースが2019年版日本における「働きがいのある会社」ランキング1位に選ばれています。
世の中では「働き方改革」が叫ばれていますが、セールスフォースでは、「働きがい」の追求に取り組んでいます。
社会や市場が絶えず変化する時代において、企業が変革をリードするためには、イノベーションを起こせる社員を育み、エンゲージメントを高めることが不可欠です。社員が常に高い志を持ち、既存の概念にとらわれることなく、何事にも果敢に挑戦していける環境や企業文化を維持していることは、投資家目線でも非常に大事なことだと思います。
理由⑤:「世界で最も革新的な企業」1位に選出
2017年、米国”フォーブス”の「世界で最も革新的な企業」100社ランキングで1位に選出されました。
また同ランキングで7年連続上位に選出されたことがあります。
【CRM】株価推移

全期間チャートです、綺麗な右肩上がりの株価推移となっています。
特に、2016年からは急激な上昇をみせており、株価は5年で約2倍になっています。
【CRM】配当利回り

セールスフォースは、現在は「無配当」です。
【CRM】業績推移

注目すべきは、売上高の伸び率です。サブスクリプションサービスを軸に、毎年前年比20~30%のと、非常に高いレベルでの安定的な成長率です。
【CRM】営業利益率の推移

続いて営業利益率の推移です。
営業利益率は、2013年から3年はマイナスとなっていましたが、それを除けば概ね2~6%程度で推移しています。
売上高営業利益率は、企業の収益性や経営管理の効率を示す指標です。
そのため売上高営業利益率は、企業が持つ本来の実力を測ることができる数字だと言っても過言はありません。
参考までに、日本企業 東証一部上場企業の営業利益率は平均で5%〜7%程度です。ROEは、株主が自分の出資も含めた持ち分に対して会社がどれだけ儲けてくれたかという、言わば株主にとっての投資利回りを表します。ROEは、利益が多い少ないだけではわからない効率性を判断するための経営指標です。当然、自己資本利益率が高いほど株主からの評価は高くなります。
ROEは、10%が一つの目安で、15%あれば優良であると言えるでしょう。これに対して、ROAの分母である総資産には、株主だけでなく金融機関や取引先などから調達した負債も含まれます。
【CRM】1株利益(EPS)と配当性向、増配率の推移
一株当たり利益(EPS)は、2017年からプラス圏で推移しています。
1株当たり利益(EPS:Earnings Per Share)とは、企業の成長性分析の指標の一つであり、1株に対して当期純利益がいくらあるのかを表しています。
EPSは、会社の規模にかかわらず1株あたりの当期利益の大きさを表しているため、値が大きいほど良いとされます。当期の1株当たり利益を前期以前のものと比較することで、会社の収益性や成長度をおおむね把握できます。
【CRM】営業キャッシュフロー の推移

各種キャッシュフローは、グラフのように推移しています。
最も注目すべき、本業の儲けを示す『営業キャッシュフロー』は非常に高い水準で増加しており、同社の順調な成長がうかがえます。
営業キャッシュフローとは、本業による収入と支出の差額を表します。つまり、本業を行った結果に、手元のお金がいくら増えたかがわかる項目です。この項目の合計額がプラスの会社は、本業が順調に行っている証拠となります。逆にマイナスの会社は、本業で苦戦しており、現金不足で苦しんでいることがわかります。営業キャッシュフローのマイナスが続く会社は、少し先行きが危険な会社と見てもいいかもしれません。
投資キャッシュフローとは、固定資産や株、債券などの取得や売却をした時の現金の流れを表します。通常、営業活動を行っていくためには、設備投資などの固定資産への投資が必要なため、優良企業は、この項目はマイナスであることが多いです。逆にプラスの場合は、会社が持っている設備や、株、債券などを売った金額が投資分を上回っていることを示しています。
財務キャッシュフローとは、キャッシュ(お金)の不足分をどう補ったのかを表します。株主に配当を支払ったり、自社株買いをしたり、借金を返済した場合は、マイナスになります。逆に借入金や社債などで資金調達すればプラスになります。
優良企業は、この項目はマイナスであることが多い傾向があります。また、積極的に成長を目指す企業は、借入金などの資金調達も多くなりがちでプラスになることがあります。
【CRM】まとめ
Q4’20決算
・EPS $0.66 予想+$0.11
セールスフォース決算
Salesforce (NYSE:CRM) Q4’20
EPS $0.66 予想+$0.11
売上 $4.85B (+34.6% Y/Y) 予想+$100MSalesforceエコシステム内でのびてたVlocityを$1.33Bで買収https://t.co/OhjKV9sXip
1年7ヶ月前に共同CEOになったKeith Block氏が降りる
時間外で株価-3%https://t.co/MtsH8a2Ai5 pic.twitter.com/27gzfQIH8Q
— 米国株 決算マン (@KessanMan) February 25, 2020
私が最も注目している、「サブスクリプションモデル」+「SaaS」+「圧倒的シェア」に該当して、魅力的なサービスを提供している「セールスフォース」の成長性に期待して、今回新規購入しました。
これからのAIやテクノロジーに関わる企業・国家間の戦いにおいて、データを多く握る者が圧倒的優位に立てることは必然です。
景気に敏感な業態であることから、コロナショックで大きく低迷しています。
しかし、経済活動が順次再開されてくれば、しっかりと成長をしていくと考えています。
今後も同社が、顧客を満足できるサービスを継続的に提供できるか注視しながら、追加投資を行っていきます!
(※投資は自己責任で!)
【CRM】を買うならこちらの米国株取扱ネット証券
米国株式を購入するにはこちらの証券会社がおすすめです!
購入手数料は各社同じで、約定代金の0.45%。最低0、上限20$です。
名称 | 取扱い銘柄数 | 為替手数料 |
SBI証券 | 約1,400銘柄 | 住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭にすることが可能。 |
楽天証券 | 約1,400銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
マネックス証券 | 約3,300銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
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SBI証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国個別銘柄):約1,800銘柄(ADR銘柄):約140銘柄(ETF)280銘柄 ●(為替手数料)住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭 ●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)
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楽天証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●米ドルの他に日本円でも買付が可能。ただし、日本円で買付しても片道25銭の為替スプレッドは徴収される。
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜) -
マネックス証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●(為替手数料)為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)