・「JNJ」の配当金はいつもらえる?配当実績は?
・「JNJ」の基本データ、その特徴
目次 1 現在の保有銘柄紹介1.1 【ASCX】アセンサスサージカル1.2 【SKLZ】スキルズ1.3 【PGNY】プロ…
【JNJ】ジョンソン&ジョンソンからの2019年Q4配当金額は?

【JNJ】から頂いた2019年度Q4の配当金は、以下のとおりでした。
1株あたりの配当金 | 0.95ドル |
全体保有株数 | 41株 |
配当金額 | 38.95ドル |
国内課税取得額 |
3,983円 |
購入金額 | 522,442円 |
<現在>評価金額(円建て)【損益】 |
600,800円【+15.02%】 |
【JNJ】からの現時点までの累計配当金は、231.8ドルとなりました。
ジョンソン&ジョンソンは年4回の配当支払いがあり、日本の株式とは大きく異なる点です。
配当月は3月・6月・9月・12月の4回となります。
今回は現地基準日が2月25日で、国内支払日は3月11日でした。
【JNJ】全期間チャート

ここ5年の株価は2015年の「チャイナショック」と、2018年の「米国債券利回り上昇」で一時的に下落していますが、上昇と下落を繰り返しながら、微増の横ばいチャートとなっていましたが、直近の”コロナショック”で大きく下げています。
【JNJ】配当利回り


年連続増配は堂々の57年!!
50年以上もの歳月の間、連続増配を達成している企業は数えるほどしかありません。
その間”リーマンショック”をはじめ、たくさんの経済危機などがありました。
苦境の中でも大きく利益を落とすことなくしっかり稼ぐ力があり、成長を続けてきた優良企業の証と言えます。
配当性向は42.30%で、まだまだ増配余地が十分です。
1株あたりの配当は0.95ドルで、直近の配当利回りは2.83%と株高の影響を受けて、高配当株に比べるとやや物足りない利回りとなっています。
【JNJ】基本データと特徴
ティッカーシンボル | JNJ |
本社 | アメリカ |
配当利回り(直近) | 2.83% |
配当性向 | 42.30% |
連続増配年数 | 57年 |
EPS(1株当りの利益) | 5.63 |
「バンドエイド」や「ジョンソンベビーローション」「リステリン」など多くの家庭の衛生用品を作っています。個人向けのイメージが強いですが、実は医療機器で世界首位。(一般向けよりも、医薬品や医療機関向けの方が割合は大きい)
ジョンソン・エンド・ジョンソンの事業は、一般消費者向け製品、医薬品、医療機器の3部門に分かれています。
売上高が一番大きいのが医薬品で、全体の約半数を占めています。医薬品のなかで売り上げトップの製品は「レミケード」という関節リウマチ薬になります。
次に売上が多いのが医療機器です。全体の35%を占めています。
J&Jは売れ筋商品であるベビーパウダーに発がん性物質のあるアスベストが含まれていたことを、数十年間把握しておきながらも、FDA(米食品医薬品局)に意図的に報告しなかったことを指摘されています。
そもそも、同社は信頼性が高い企業として、ヘルスケア部門で永続的な成長を遂げた企業です。
その地位が揺らぐとなれば、今後同社の業績が不透明になる可能性も否定出来ません。
最近の株価推移を、絶好の投資チャンスととるかどうかは判断が悩ましいところではあります。
【JNJ】ジョンソン&ジョンソンの業績推移

JNJの売上高は非常に安定していて、緩やかな右肩上がりです。
ジョンソン&ジョンソンは、取り扱っている製品が基本的に景気の動向に左右されずに需要がある製品がほとんどです。
特許を持つ製品など、安定して高い利益率を維持できるものも多いため、業績にもそこまで大きな動きはありません。
【JNJ】営業利益率の推移

過去10年の営業利益率は、比較的高い水準で安定して推移しています。
【JNJ】1株利益(EPS)と配当性向、増配率の推移
過去10年のEPS(1株あたりの利益)と配当性向の推移は以下の通りです。
一株利益(EPS)は緩やかな減少傾向にあります。
青色の1株配当は着実に増えて綺麗な右肩上がりといっており、おそらく今後も増配は継続される可能性が高いと思います。
しかし、いくら配当王で数十年増配をしているからといって、それが未来永劫続くという保証はありません。
配当王が減配に転じた時のインパクトは計り知れませんので、投資家はしっかりと業績をウォッチし続けなければなりません。
配当性向は、平均して50%と低い水準であり、まだまだ増配余力が残されています。
2017年の配当性向が突出しているのはアメリカの税制改革による影響であり、特殊要因によるものであり問題はありません。
過去10年の増配率は若干の右肩下がりで推移しています。
1株利益(EPS)が伸びれば、今後の増配率も回復していくでしょう。
【JNJ】営業キャッシュフロー の推移

過去10年の営業キャッシュフローはグラフのように推移しています。
最も注目すべき、本業の儲けを示す『営業キャッシュフロー』は微増傾向で、非常に安定感があります。
まとめ
・医療機器の売上げ高が減少(売上高の約半分を占める医薬品部門の売り上げは好調)
・配当性向の水準は健全
【JNJ】は、連続増配57年の配当王で、ディフェンシブ銘柄です。景気に業績が左右されにくい株式は相場が不安定なときこそ本領を発揮します。
また、配当金とあわせて株価の上昇によるリターンも、十分狙える非常に魅力的な銘柄だと思います。
【JNJ】を買うならこちらの米国株取扱ネット証券
米国株式を購入するにはこちらの証券会社がおすすめです!
購入手数料は各社同じで、約定代金の0.45%。最低0、上限20$です。
名称 | 取扱い銘柄数 | 為替手数料 |
SBI証券 | 約1,400銘柄 | 住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭にすることが可能。 |
楽天証券 | 約1,400銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
マネックス証券 | 約3,300銘柄 | 為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭 |
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SBI証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国個別銘柄):約1,800銘柄(ADR銘柄):約140銘柄(ETF)280銘柄 ●(為替手数料)住信SBIネット銀行の口座を持っているユーザーは通常時でも片道4銭 ●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)
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楽天証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●米ドルの他に日本円でも買付が可能。ただし、日本円で買付しても片道25銭の為替スプレッドは徴収される。
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜) -
マネックス証券5
●米国取扱い銘柄数 (米国j個別銘柄):約3,100銘柄(ADR銘柄):約120銘柄(ETF)290銘柄
●(為替手数料)為替スプレッドは1米ドルあたり片道25銭
●1取引あたり約定代金の 0.45%(税抜)最低手数料は0米ドル。手数料上限は20米ドル(税抜)