2021年、私はVYM→VOO→QQQと投資先を変え、QQQを約500万円一括購入しました。
当時は「成長株への集中」という考え方を優先しましたが、2026年現在もQQQを103口保有しています。5年経って改めて感じるのは、QQQの強さを「ハイテク株が上がるから」だけで説明するのは不十分だということです。
私が今も長期コアETFの一つとして見ている最大の理由は、NASDAQ100という指数が、企業の入れ替えを通じて強い企業を残し続ける仕組みを持っている点です。
QQQとは?2026年時点の基本情報
インベスコQQQは、NASDAQ100指数への連動を目指す米国籍ETFです。NASDAQ100はNASDAQ市場に上場する時価総額上位の非金融企業で構成されます。
- 設定日:1999年3月10日
- 連動対象:NASDAQ100指数
- 総経費率:0.18%
- 保有銘柄数:102(2026年5月時点)
テクノロジー企業の比率が高いことは事実ですが、「テックETF」そのものではありません。指数の構成企業は変化し、成長を続ける企業が残り、基準を満たさなくなった企業は外れていきます。
なぜVYMからVOO、そしてQQQへ乗り換えたのか
VYM:配当より成長を優先したくなった
最初は高配当ETFであるVYMを保有していました。分配金が入る安心感は魅力でしたが、当時の自分はまだ資産形成期でした。
「今の配当を増やす」よりも「資産そのものを大きくしたい」という考えが強くなり、より市場全体の成長を取り込めるVOOへ移しました。
VOO:さらに成長企業へ寄せたいと考えた
VOOはS&P500に連動する非常に優れたETFだと思っています。ただ、当時の私はさらに成長性を取りに行きたいと考えました。
そこで選んだのがQQQでした。
QQQ:成長企業を指数として持つ
個別株で次の勝ち組企業を当て続けるのは難しいです。
一方QQQなら、NASDAQ100という指数を通じて、成長企業群へまとめて投資できます。私が長期で魅力を感じているのはここです。

500万円を一括購入した理由
当時は、長期で持つなら早く市場に資金を置いた方がよいと考え、約500万円を一括で投資しました。
一括投資には当然リスクがあります。直後に相場が下がれば含み損も大きくなります。それでも当時の自分は、短期の値動きより長期の成長を優先しました。
現在なら、まとまった資金を一括で入れるか分割するかは、相場環境だけでなく「下落しても持ち続けられるか」で判断します。精神的に耐えられない金額を一括で入れる必要はないと思っています。
2026年でもQQQを保有している理由
1.指数の入れ替えがある
私がQQQを長期で評価している理由の一つです。
個別株は、その企業が衰退しても自分で売らない限り保有し続けます。一方、指数は定期的に構成銘柄が見直されます。
私はこの仕組みに、「弱くなった企業が外れ、新しい強い企業が入る」という長期投資上の強さを感じています。
2.個別株ほど一社に依存しない
私はMU、ISRG、FICO、NTSKなど個別株も保有しています。個別株には大きなリターンを期待できる一方、その会社固有のリスクがあります。
QQQは複数企業へ分散されるため、個別企業への集中リスクを下げながら成長企業へのエクスポージャーを持てます。
3.「20年後も必要な企業」をまとめて持てる可能性
私の現在の投資判断で最も重視しているのは、「20年後の社会に必要とされている未来を想像できるか」という点です。
QQQそのものが20年間同じ企業を保有するわけではありません。むしろ入れ替わるからこそ、その時代の有力企業をまとめて持てる可能性があります。
QQQのリスクも大きい
QQQは万能ではありません。
- 大型グロース株への偏りが大きい
- 金利上昇局面ではバリュエーションが圧縮されやすい
- S&P500より値動きが大きくなる局面がある
- NASDAQ市場への集中がある
- 過去の高リターンが将来も続く保証はない
以前のこの記事では「暴落時の耐性が高い」と表現していましたが、2026年版ではその断定は外しました。ある期間の最大下落率だけでQQQを「暴落に強い」と判断するのは適切ではないと考えたためです。
QQQは「最強ETF」なのか
私はQQQを高く評価していますが、「最強ETF」と断定するつもりはありません。
投資目的によって最適な商品は変わります。値動きを抑えたい人、高配当を重視する人、より広く世界へ分散したい人には別の選択肢があります。
私自身にとっては、成長性を取りながら個別株ほど一社に集中しないという役割でQQQが合っています。
ETFと投資信託のどちらで指数投資するか
「ETFそのものを持ちたい」「リアルタイムで売買したい」「QQQという商品に投資したい」ならETFを選ぶ理由があります。
一方、S&P500などへ毎月自動で積み立てたいだけなら、低コスト投資信託の方が手間は少ないです。
ETFと投資信託はどっちがいい?両方保有して分かった違い【2026年版】で詳しく比較しています。
今後のQQQの位置付け
2026年現在、私はQQQを103口保有しています。
今のところ、短期の株価だけを理由に手放す考えはありません。私の中では、QQQは個別株とは少し違う「長期コアETF」の位置付けです。
もちろん、指数の性格や構成、コスト、税制、商品性が大きく変われば見直します。しかし「株価が下がったから売る」のではなく、長期投資の前提が崩れたかどうかで判断します。
まとめ|5年後もQQQを保有している理由
2021年にVYM→VOO→QQQと乗り換え、約500万円を一括投資しました。
2026年現在も保有を続けている理由は、単純に過去のリターンが高かったからではありません。
NASDAQ100という指数が企業を入れ替えながら、その時代の強い企業群への投資を続ける仕組みに魅力を感じているからです。
QQQには集中リスクもあり、誰にでも合うETFではありません。それでも、長期で成長企業へ投資したい私にとっては、今も重要なコア資産の一つです。
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※本記事は筆者自身の投資経験・保有状況・考え方を紹介するもので、特定の商品や銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。ETFの商品情報は変更される場合があるため、最新情報は運用会社・証券会社の公式情報をご確認ください。
